2025年ヴィンテージ総評
2025年ヴィンテージは、近年の高糖度・高アルコール化の傾向から一転し、「クラシックなアルコール度数」と「完璧なバランス」、「エレガンス」が備わった、長期熟成ポテンシャルの秘めた素晴しいヴィンテージとなりました。
6~8月の平均気温は過去10年平均を大きく上回る暑く乾燥した夏でしたが、夜間に気温が下がったことで美しい酸が保持されました
結果として、過熟感やオークの主張といった過剰な要素が極めて少なく
、濃縮感、フレッシュさ、タンニン、果実味、精緻さが完璧なバランスで調和しています。
歴史的な低収量でリリースの本数はこの30年の中でも最も少ないレベルに落ち込んでいます。前年の天候による水分ストレスなどが要因とされていますが、生産量が限定的なヴィンテージとなります。
赤ワインは総じて非常に品質が良く、濃厚で骨格がありながらもエレガントで、純粋な果実味を備えています。
タンニンは総じて量が多く、長期熟成のポテンシャルの高さを強く感じさせます。
また、白ワインも大変すばらしいヴィンテージです。
完熟ブドウ由来のアロマティックさと、早い収穫によって維持された活き活きとした酸との対比が素晴らしい仕上がりです
純度、複雑さ、バランスを兼ね備えたバランスで、申し分のない素晴らしいアロマとボディを備えております。