シャトー パルメ (2023)

シャトーの歴史は17世紀初頭まで遡ります。18世紀にはシャトー・ド・ガスクという名でワインが造られ王侯貴族に珍重されていたそう。『パルメ』という名を得たのは1814年。イギリス将官のチャールズ・パーマーがシャトーを取得し改名。その名を広めました。畑は、マルゴーの近くに位置し、またボルドーでも数少ないビオディナミを実践しているシャトーです。メドック格付け３級でありながら、その実力は１級とも言われています。

アルテル・エゴよりもさらに強い黒果実、黒コショウ、クローヴのアロマと風味。やや塩味を伴う、チョーキーで緻密なタンニン。密度が非常に高い。最初に力強い果実が訪れるが、ミッド・パレットから余韻にかけてはフレッシュなミネラル感があり心地よいフィニッシュ。